2025.06.16

ドローン合宿で免許取得したお話
こんにちは。
Maromaro 映像クリエイターのOhsukiです。
今回はちょっとした雑談回として、ドローン免許取得の経験談を簡単にお話しできればと思います。
1.合宿
事の発端は映像事業を始めるあたり、社内でドローン免許持ってる人がいるとお客さんに提案する際の安心材料にもなるよねという流れで、代表から「ドローン免許取らない?」と気軽に聞かれ、自分も飛ばしてみたいと思っていたので二つ返事で承諾。
取得方法を調べてみるとドローン免許取得には車と同じで、スクールに通うスタイルと合宿に行って取得する2パターンが主でした。
今回は短期間・低予算で取得したいということもあったので、合宿を選択。
合宿期間としては2日間で、費用としては約25万ほどでした。
合宿のスタート時間が朝早かったため、都内から4時間ほどかけて車で移動し前泊して挑みました。
挑戦するコースは、「二等無人航空機操縦士」という資格の取得を目指すもの。
ただ、合宿内には学科試験は含まれないため、実技試験のみの受講となります。
また、「二等無人航空機操縦士」の他に「一等無人航空機操縦士」という上位免許もあり、それぞれ飛ばせる飛行範囲や条件が異なります。
当然ですが、「二等」より「一等」の取得の方がはるかに難しいそうです。
合宿1日目は午前中から夕方までドローンを延々と飛ばし、試験コースを覚えることをします。
夕方からはご飯を食べ座学で学科試験対策を行いました。
(夕食後の座学はとにかく眠いので、眠気対策をしておくべきだったと少し後悔。)
2日目の午前中は実技試験の予行練習として、ほぼ同じ動きを繰り返し行います。
そして、午後からいよいよ試験本番。
合格条件として「二等無人航空機操縦士」は100点中70点以上が必要です。
(ちなみに一等だと80点以上)
まずは机上試験。
これは学科試験とは別で、実技試験に含まれる筆記試験となります。
問題数は全部で4問ですが、1問5点なのでミスると意外とデカい、、。
次に実技試験。
飛行前点検や飛行後点検などのケアレスミスがないよう気をつけつつ、テストで用意された3コースを試験官の指示通りにドローンを動かします。
飛行禁止区域に入りそうになると警笛を鳴らされ注意喚起されるため、鳴らされないよう内心ビクビクしながらドローンを飛ばしていきます。
最後に口述試験。
ここでは試験官より口頭で2問、問題が出題されます。
その答えを間違わずに口頭で言えないと正解にはならないため、できる限り答えを暗記しておかなければなりません。
ただ、内容は事前に共有してもらえるので、合宿当日までに覚えておけば問題なくクリアできます。
(私は暗記がとても苦手なので、数日かけて脳に刷り込みました。)
以上が試験内容で、結果は試験終了後すぐに教えてくれます。
私はなんとか1回目で合格ができました。
もし、不合格になっても2回目までは当日チャレンジができるみたいです。
2.学科試験
2日間の合宿を終え、次は学科試験に向けて勉強をしていきます。
学科試験は三肢択一式で、50問中40問以上の正解で合格です。
3択なので一見簡単そうですが、制限時間が30分しかないため、1問解くのに1分もかけられないという難関があります。
そのため、問題文もある程度予測して、全部を読まずとも正解できるぐらいにはならないとなりません。
また、受講料が1回受けるたびに8,000円ほどかかるため、落ちてを繰り返して金銭的負担もかけたくないところ、、。
そんな学科試験に備え、暗記が苦手な私は約1ヶ月間、問題と向き合う生活が始まりました。
問題集やネットに転がっている問題を片っ端から解いてゆき、大体500問ほどの問題をなんとか正解できるようになりました。
(問題内容は年度によって細かい箇所が変化したりするので、その問題が最新のものか要注意です。)
試験当日は都内にいくつかある試験会場を予約して、パソコンで問題を解いていきます。
私は緊張しまくって、手を振るわせながら回答したので1回目は落ちたと思いましたが、なんとか一発合格をすることができました。
(時間かけた甲斐があった、、。)
個人的には実技試験よりも学科試験の方が大変と感じたので、私と同じ様に暗記が苦手な方はここが頑張りどころかもしれません。
3.免許取得
実技と学科を無事終えると、合格証明証を国土交通省に提出し免許発行の申請を行います。
ちなみに発行には身体検査が別途必要となります。
これは実技試験終わりですぐに受けられるので、早めに手続きしておくことがおすすめです。
費用は5,000円ほどかかります。
申請が済んだら、あとは免許が家に届くまでしばらく待ちます。
発行まで1ヶ月ほどかかることもあるので、気長に待ちましょう。
以上、私がドローン免許取得するまでの経験談でした。
結果的に取得までの期間としては実技で2日、学科で1ヶ月、発行で1ヶ月なので、合計2ヶ月ちょっとかかりました。
私は学科試験で苦戦したので、覚えるのが早い方は最短1ヶ月ほどで取得できるかと思います。
費用としては、合宿の旅費や受講料を含め合計30万ほどみておくと良いでしょう。
(2024年のことなので、翌年以降は詳細が異なる場合があります。)
この経験談がこれからドローン免許の取得を目指す方への参考になれば幸いです。
Maromaro 映像クリエイターのOhsukiでした。
Maromaroでは映像制作を行なっているので、お気軽にご相談ください。