2026.04.13
# コーディング・システム開発
Arm版 Windowsについて
こんにちは!
MaromaroのShigeです。
今回は僕の使っているPC、Arm版 Windowsについて書いていこうと思います。
1、Armとはなんだ?
皆さんはArm版のWindowsについてご存知でしょうか。
そもそも「Armとはなんぞや?」という疑問もあるかもしれません。
意外と身近なところに存在するArmですが、思いのほか知られていません。
今回は、そんなArmについて少し触れてみようと思います。
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ARM・・・Advanced RISC Machine(アドバンスト・リスク・マシンズ)
英国の半導体企業アルファウェーブ(ARM社)が開発(設計)したARMアーキテクチャ
※アーキテクチャ:コンピュータの頭脳であるCPUの設計図や命令セット(ISA)を定めた基本構造
他には、有名なIntel・AMDがあります。
Intel・AMD(x86/x64):PCやサーバー向けで長年使われてきたCISC命令セット。
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なんかよくわからないですが、命令を実行する仕組み(アーキテクチャ)の違いということです。
・ARM (アーム)
スマホ、タブレット、MacBook (M1以降)
省電力・低発熱。バッテリーを長持ちさせたいデバイスに最適。
従来のWindows用ソフトが動かない、または動作が遅い場合がある。
RISC(命令を単純化して効率化)
・Intel / AMD (x86系)
Windows PC、自作PC、サーバー
高パフォーマンス。重い計算や高度なゲーム処理に強い。
ほとんどのWindowsソフトがそのまま快適に動作する。
CISC(複雑な命令も1回でこなす)
どちらも一長一短があるようですね。
2、Arm版 Windowsで動作するアプリとしないアプリ
Arm版 Windowsの課題はアプリ互換性ですね。
一般的に動作するアプリとしないアプリを記載しますので参考にしてください。
▼快適に動作するアプリ
・各種ブラウザ
・OneNote / Office系アプリ
・Visual Studio Code
・UWPアプリ(Windowsストアでの一元管理されたアプリ)
・一部のAdobeアプリ(Arm対応版)
・ChatGPT
・Zoom
・Slack
・FortiClient(VPN)(一部互換性問題があります)
・OpenVPN(VPN)(一部互換性問題があります)
・各種メールソフト(一部互換性問題があります)
・秀丸
▼エミュレーションで動くアプリ(動くが性能低下あり)
※エミュレーションは「翻訳しながら動かす」仕組みのため、1~2世代前のCPU相当の速度になることもあります。
・x86(32bit)アプリ
・x64(64bit)アプリ(Windows 11から対応)
・Adobe Illustrator(beta)
・Adobe InDesign(beta)
◆動作しない/制限があるアプリ
・Arm非対応のドライバーが必要なアプリ・周辺機器として
一部のプリンター
一部のオーディオインターフェース
一部のスキャナー→ Arm用ドライバーがないと動作不可
・ソフト関連
日本語入力ソフト「ATOK」(Armネイティブアプリ上では日本語入力ができないケースがあります)
一部のアンチウイルスソフト
Dropboxアプリ(一部互換性問題があります)
ExpressVPN
・PCゲーム(ゲーム用途は基本的に非推奨です。)
アンチチート非対応タイトル(Apex / PUBG など)は使用できません
3、まとめ:メリット&デメリット
◆メリット
バッテリーが非常に長持ちです。(一日中使えるモデルもあります)
発熱が少なく比較的静かです。(ファンレス)
薄型・軽量で持ち運びに最適です。
モバイルワーカーや学生、外出先で作業する人に最適です。
◆ デメリット
アプリ互換性に不安が残ります。
Arm用ドライバーがない周辺機器は使えません。
ATOKなど非対応アプリがあります。
ゲーム用途には向きません。
業務ソフトが古い場合は動かない可能性大きいです。
まとめ:こんな人におすすめ
・外出先で長時間作業する人
・Web・Office・メール中心の用途の人
・静かな環境で作業したい人
・軽量PCが欲しい人
・AI機能を活用したい人
僕はWeb業界なので一部不具合がありますが、何とか使ってきています。
もう少しすればいろいろ改善してくるかもしれないので期待します。














