2026.09.14
# コーディング・システム開発
Backlogの課題をターミナルで確認できるCLI「bee」を使ってみた
こんにちは、Maromaroの松橋です。
最近、CodexなどのAIコーディングツールを使って、コーディングや調査を進める機会が増えてきました。
作業中にBacklogの課題内容や、過去のコメントを確認したくなることがあります。
そのたびにブラウザでBacklogを開き、該当の課題を探すことになるのですが、ターミナルから確認できたら便利そうだなと思っていました。
そこで、Backlogをコマンドラインから扱えるCLIツール「bee」を少し触ってみましたので、その内容をご紹介いたします。
beeとは
beeは、Backlogの課題やプロジェクトなどをコマンドラインから扱うためのCLIツールです。
ターミナル上で課題を一覧表示したり、特定の課題内容を確認したりできます。
コードを修正している途中で「この作業の背景はなんだったっけ?」「関連する課題はあったかな?」となったときに、ブラウザを開かず確認できるのが便利そうです。
インストールとログイン
bee はnpmでインストールできます。
npm install -g @nulab/bee
インストール後、以下のコマンドでBacklogにログインします。
bee auth login
課題の一覧を確認する
まずは、課題の一覧を確認してみます。
bee issue list
ブラウザでBacklogを開かなくても、ターミナルから課題を確認できます。
作業開始時に「今日対応する課題はどれだっけ?」と確認したいときや、関連する課題を探したいときに使えそうです。
課題の内容を確認する
特定の課題を確認したい場合は、課題キーを指定します。
bee issue view PROJECT-123
課題本文やコメントを確認できるため、仕様の背景や過去のやり取りを調べたいときに便利そうです。
実装中にブラウザを開いて、課題を探して、コメントを遡る……という作業は意外と集中が切れます。
ターミナル上で確認できれば、コードを見ている流れのまま作業を続けやすくなりそうです。
課題とコメントをファイルに保存する
課題の内容をその場で確認するだけではなく、あとでCodexなどに参照させたいこともあります。
そのようなときは、課題本文とコメントをファイルに保存して、ファイルパスをクリップボードへコピーしています。
set file "backlog_thread_"(date +%Y%m%d_%H%M%S)".json" && \
bee issue view --comments PROJECT-123PROJECT-123 > $file && \
echo -n (pwd)/$file | pbcopy && \
echo "保存・パスのコピー完了: "(pwd)/$file
このコマンドでは、課題キー PROJECT-123 の内容とコメントを、実行したディレクトリに日時付きのファイルとして保存します。
保存後はファイルのフルパスがクリップボードにコピーされるため、そのままCodexにファイルを指定して内容を確認してもらうこともできます。
Backlog側の課題更新やコメント投稿は行わず、情報の参照とローカル保存だけで完結する点も安心です。
プロジェクトも確認できる
プロジェクトの一覧は、以下のコマンドで確認できます。
bee project list
複数の案件を並行している場合に、対象プロジェクトを確認する用途でも使えそうです。
まずは、課題一覧・課題詳細・プロジェクト一覧を確認するだけでも、Backlogを開く回数を少し減らせるかもしれません。
さいごに
今回は、Backlogの情報をターミナルから確認できるCLIツール「bee」を少し触ってみました。
課題を更新したりコメントを書き込んだりする操作は行っていませんが、課題の内容や過去のコメントを確認するだけでも便利そうです。
AIコーディングツールを使っていると、コードだけでなく、作業の背景や仕様もあわせて確認したい場面があります。
そんなときに、Backlogをターミナルから参照できるのは面白いなと感じました。
以上、Maromaroの松橋でした。










